『北条義時法華堂跡』
発掘調査紹介のページ

最終更新日:2005.6.24
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発掘調査概要

1 調査目的
   法華堂遺構の遺存状況等を確認し、国指定史跡追加指定の資料を
   得るため行ったものです。

2 遺跡名
   「北条義時法華堂跡」(No.461)

3 所在地
   鎌倉市西御門二丁目686番外

4 調査期間
   平成17年4月18日〜同年7月8日(予定)

5 調査実施面積
   275u

6 調査結果の概要
   @ 検出遺構
     中世 堂跡(建物基壇・縁の礎石の一部・雨落溝の石列)
     中世 土壙・柱穴(中世遺構の下限年代は15C)
     江戸期の溝跡及び方形土壙(貯蔵施設か)

   A 出土遺物
     かわらけ(祭祀に供する素焼きの皿)、青磁碗、青白磁水注、瓦、
     常滑産甕、火鉢、灰釉折縁鉢等何れも破片で、
     生活用具的な遺物はありませんでした。
     中世遺物の下限年代は15C

   B 遺構規模
     残存礎石、雨落溝石列及び建物礎石の抜跡等から
     推定復原された各北辺距離。
     雨落溝 12.4m・縁 10.9m・建物北西北東隅間 8.4m
     上記数値から、建物平面は一辺が 8.4m(28尺)の正方形を呈し、
     9尺-10尺-9尺の3間×3間規模と推定されます。

7 調査の成果
    「頼朝法華堂の東の山をもって墳墓となす」との義時法華堂の位置を
     記す吾妻鏡の記述と一致する地点から建物遺構が検出され、
     3間×3間の方形規模を呈する点からも、同遺構が義時法華堂である
     可能性は極めて高いと判断される。
     中世史研究上極めて貴重な成果であり、遺跡の重要性を裏付ける
     ものです。

8 遺構概念図
北条義時法華堂跡遺構概念図
北条義時法華堂跡遺構概念図





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